Active Feeling

ACTIVE DESIGNの日常やその時に感じたことなどを書いていきたいと思います。
大川家具 新春展
今年もJID(日本インテリアデザイナー協会)主催の「学生インテリアデザインコンテスト」の審査員として、
大川に行って参りました。

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会場の審査風景



約10名の審査委員の投票結果を集計しているところ。
意見が分かれる場面もありましたが、審査委員長の喜多俊之氏を中心に、最終的には
落ち着くところに落ち着いたという感じで、さすがは世界の喜多さんでした。


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総評を述べる喜多俊之氏。



特別講演では、ご自身が参加されているプロジェクトの話や、これからの家具業界の
方向性などの話を非常に興味深く聞かせていただきました。

この後、懇親会でもご一緒させていただき、世界の喜多さんにパワーをいただいた一日となりました。

 
| イベント | 22:37 | comments(0) | trackbacks(0)
北欧展2013
一昨年、昨年と呼んでいただいている北欧展(主催:九州産業大学 住居・インテリア設計学科/建築学科)。
今年もトークセッションに参加させていただきました。
今回のトークセッションは ”LIFE” 九州発 北欧と私 と題して、福岡市東区の博多湾に浮かぶ人工島、アイランドシティのアーバンデザインセンターにて開催され、今年も大変楽しいひと時を過ごさせていただきました。








中央は九州産業大学の小泉隆教授。
右は空間・プロダクトデザインで最近めきめきと頭角を現しつつある二股(ふたつまた)公一氏。



 
| イベント | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0)
島崎先生と北欧展
 昨日は天神のBiVi福岡で行われている北欧展(主催:九州産業大学工学部 住居・インテリア学科/建築学科)で、日本における北欧家具の第一人者:島崎信(しまざきまこと)先生の講演がありました。

そしてなんと先生の講演の後の座談会に、私も参加させていただき、北欧家具にまつわる面白い裏話や心に響く素晴らしいお話などもお聞きすることができまして、とても楽しい時間を過ごさせていただいたと同時に、私自身とても励みをいただいた1日でした。

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本当にエネルギッシュな島崎先生。日本人として初めてデンマーク王立芸術大学に所属されたのが1958年だそうですから、半世紀以上前からの北欧を熟知されているわけで、本当に面白い"生"のお話を伺うことができました。

日本はどうしてハンドメイドにそんなにこだわるのか。道具を使わずに手仕事はできないのだから、モーターやコンピューターを使っても、機械に使われるのではなく、ものづくりをわかっている人間が道具としてつかうのであれば、それはありだと先生はおっしゃいます。

また、デザインは色や形や素材だけではない。製作に要する適正な時間、適正な価格、数...それらを総合的にプロデュースするのがデザインだともおしゃいました。

建築に関しても同様に、設計する者は、もっと流通や技術に関してもわかっていなければならないということをおっしゃって、その言葉に私自身本当に勇気づけられました。


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島崎先生の名前は知らなくても、この本を見たことがある人は多いはず。他にも北欧家具に関する多数の著書があり、どれも私のバイブルとなっているものばかりです。


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座談会には、九産大で教鞭をとられたあと、ご自身で家具の研究・製作などをされている山永耕平さんと二人で参加させていただきました。

一つの質問に対する答えでも、先生のお話は本当に引き出しが多く、デザインを知るには背景をしらなければならないとおっしゃる通り、家具の話に留まらず、歴史から経済まで本当に熱く語って下さいました。

今の日本についても、商売をしている人間が、こんな商売はダメだよと息子に言って継がせないという状況が果たして正しいのかともおっしゃっていました。今がよければいいマネーゲームで大きくなる企業は先のことなど考えないが、20年30年先のことまで考える企業は、"身の丈"に合った経営をするのだというお話には、うなずくばかりでした。


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お人柄といい、そのバイタリティー、若々しい生き方といい、島崎先生は、これからの私の人生のお手本にしたい方です。
| イベント | 10:44 | comments(0) | trackbacks(0)
育児サークルの講師?!
少し前になりますが、3月のはじめ、6年前にご自宅を設計させていただいたお客様が主催されている育児サークルに呼んでいただいて、住まいについての私の考えや設計の際に気を付けていることなどをお話しして来ました。

 


何とこのサークルに足を踏み入れた成人男子は、私がはじめてだそうで、15名の若いお母さんたち+赤ちゃんという私にとってもはじめての聴衆の前で、汗をかきながらの2時間でした。

こちらの施主様がご自宅を新築された当初は、ご夫婦お二人で、まだお子さんはいらっしゃらない状態でした。当然、現在のように育児サークルをご自宅でなさろうとは、建築当初はご本人様もまったく予想だにしなかったそうですが、それこそ今では私の空間づくりの意図である、「住宅を住宅としてだけの機能で終わらせない」を地でいって下さっていて、住まいをより楽しんで使っていただいている様子を目の当たりにできたことは、本当に嬉しかったし、6年経って、「佐藤さんに頼んでよかった」と言ってもらえたことが、私自身ぶれずにやってきた仕事へのご褒美をいただいたようで、有難かったです。

後半は、実際に家の中を見学しながら質問責めに合ったのですが、主婦目線というのをあらためて確認できたことも、かなり収穫大でした。

| イベント | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0)
北欧展 トークショー

 東日本大震災チャリティイベント「九州発 北欧展」が、10月12日から10月26日まで、博多のBiVi福岡で開催されています。

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4F会場では、北欧の椅子や、建築物の写真などの展示が行われています。


先週の土曜日、その北欧展のトークショーにて、何と私が講演をして参りました。
テーマは「デンマークの家具」~ウェグナーの椅子に魅せられて~。

トークショーは、1日目が「LIGHT&SPACE」、2日目が「FURNITURE」、3日目が「ENVIRONMENT」のテーマで行われ、それぞれ2人ずつが担当しました。


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約1時間半、デンマーク家具研修旅行に行った際の写真などを中心に、パワーポイントで作成したプレゼンテーションに沿って話をしたのですが、始まる前に、プロジェクターとパソコンの相性が悪くてなかなか繋がらなかったり、そもそも、普段パワーポイントを使うこと自体ないもので、使い方もよくわかってないままのぶっつけ本番だったので、結局、最終的にはノー原稿で話をする羽目になってしまいました。

かなり冷や汗ものでしたが、怪我の功名といいますか、好きな椅子や北欧の話でしたので、何とか最後まで話し終えることができてよかったです。


私の後に話をされたのは、スェーデンで10年ほど家具づくりを学んで、現在は栃木県の那須で家具工房を営む、須藤生(すとう いくる)氏でした。

スウェーデンの「カペラガーデン」と「カールマルムステン」という二つの学校の話は、ほとんど知られてない世界の話でしたので、とても興味深く聞かせていただきました。

講演時、須藤さんは立って話をされ(Steve Jobs's style?)、何だかとてもカッコよかったので、今度する機会があれば、私もApple製品を揃え、Jobs styleでやってみたい(笑)と思ったりしました。

須藤さんは来月、東大でも講演をされるそうです。


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2人の講演が終わって、質疑応答に応じている場面


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この時には、舌もずいぶんなめらかになっておりました。


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右:須藤生氏
中央:日本インテリアデザイナー協会九州支部長、江島氏



講演終了後、天神にある「篝火(かがりび」というお店で、関係者による懇親会が行われ、玄界灘の天然ものの刺身や、くじら↓(かなり久しぶりに食べたのですが、マジウマでした)と日本酒(ぬる燗)に舌鼓を打って、最終の新幹線で帰途につきました。

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北欧展主催の九州産業大学工学部住居・インテリア設計学科のみなさま、そしてJIDのみなさま、大変お世話になりました。
| イベント | 10:55 | comments(0) | trackbacks(0)
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