Active Feeling

ACTIVE DESIGNの日常やその時に感じたことなどを書いていきたいと思います。
独立記念日  
7月20日はACTIVEDESIGNの設立記念日です。独立して丸26年になります。

この間何とかやってこられたのも、仕事のやり方に妥協せず自分なりのこだわりを持って取り組み、そしてそれを理解して下さる施主様や業者さんがいらっしゃったからだと、あらためて感謝申し上げます。
これからも、よりACTIVEに、チャレンジ精神を持って仕事に取り組んでいきたいと思っています。

というわけで、このたび、当事務所は宅地建物取引業の免許を取得いたしました。



なぜ宅建業の免許なのか、と言いますと、

これまでのお客様を考えてみると、ご自宅を新築で取得するのに、土地からお探しのお客様が全体の約半数を占めていました。
もちろんこれまでも不動産屋さんとのネットワークを駆使したり、ネット・新聞等の不動産情報を見たりして、お客様の求める土地を自分なりに探してはおりました。時には道に迷って入り込んだ住宅街で偶然見つけた土地が、お客様の運命の出会いにつながったり(詳しくは施主ブログのEnjoy Life!をご覧ください)ということもありましたが、一番感じていたのは、不動産業者の視点で良しとする土地と、設計者(私)の視点で魅力を感じる土地には少々落差があって、建物のプロである設計者だからこそ、施主の目線で生かせる土地を見つけることができるのではないかということです。

一般的に不動産屋さんというのは、不動産の売買のプロではあっても、敷地や建物に対して、設計者がアプローチするような細かい実践的経験を持つ人は少ないでしょう。ですから、建築的観点から土地を選ぶために頼りになるのは設計者であり、それならば、設計業と宅建業をセットにした方が、より効率よく情報を発信することができ、お客様にとってもいわゆるワンストップで土地探しから家づくりまでお世話することが可能となります。

また、最近では古家付の中古物件をお探しになられている方も増えてきていると思いますが、特にいまどきの若い世代にとっては、単に表面をきれいにしただけのリフォーム済み物件というのは、まったく意味のない代物です。物件の価格には当然リフォーム代が転嫁されているわけですから、そのくらいなら現状のままで安く買って、自分達らしい暮らしを実現するためにカスタマイズしたいという顧客のニーズを、当の不動産屋さんは分かっていない、というか表面だけきれいにして、手っ取り早くもうけたいという供給側と需要側の感覚のズレがあります。マンションの中古物件に関しても同様です。販売側の勝手な判断で、新品のクロスに張り替えられ、新品の設備を設置された、化学物質の匂いの充満する何の特徴もないオープンハウスを見ても、売り手が思うほど、買い手には魅力的に映らないのではないかと思います。
なぜなら、今の価値観として、形そのものよりも、より「自分らしくあること」「愛着があること」「人間的であること」等、より個人的なこだわりに重きを置いた家づくりやリノベーションを、施主が主導して進めていきたいというニーズが少なからずあるからです。それはマーケティングにおけるボリュームゾーンではないかもしれませんが、昨今そうした、より人間的な部分に経済や市場が目を向けてきていることは確かです。そこで必要とされてくるのは、経験豊富なパートナーとしての設計者の視点で集められた魅力的な情報であり、物件探しから家づくりまでを、トータルでサポートできる態勢をつくることで、そういった顧客のニーズにより応えていければと思っているところです。

もう一つ、中古物件の場合、不動産屋さんがあいまいにしがちなのが、耐震に関する事項です。昭和56年以前につくられた建物の場合、現在の基準よりもかなり低い基準で建てられていますから、本当はそのあたりに関する情報を、買い手側にきちんと提供すべきではないかと思うのですが、かなりうやむやな感じで取引が進められているのが現状ではないでしょうか。今回、熊本市の木造住宅耐震診断士の登録をしましたのも、今後ますます中古物件の流通が活性化すると思われる中、買い手にとって安心して中古物件を購入できる環境整備がもっと必要だと思ったのがきっかけです。

ノークレーム・ノーリスクを是としてつくられてきたモノへの違和感が、ようやく今、新しい価値観を生み出しています。そんな中で、私がこれまでやってきたことは間違いではなかったとあらためて確信するとともに、これからもユーザーの利益を一番に守る存在でありたいと、強く思った独立記念日でした。


 
| その他 | 22:33 | comments(0) | trackbacks(0)
木造住宅耐震診断
熊本市の木造住宅耐震診断士に登録しました。

推計では、熊本市だけで4万4千戸の耐震性が不十分な住宅があるそうです。
数字にしてみると、改めて安全性を確保できていない住宅の多さに驚かされます。



ここにきて、国も、税制面において新築同様に中古住宅に対する優遇措置を拡充してきており、金融機関も、融資面で中古住宅とその改修費に、新築同様の住宅ローンが組めるよう変わってきています。

これからの住宅取得層である若い世代にとって、自分たちの暮らしに合った家を手に入れるための一つの方法として、リノベーションが取り上げられるようになってきましたが、表面的なデザインやコストにばかりとらわれるのではなく、建物の安全性にも目を向けてほしいと思っています。

熊本市の場合、昭和56年5月以前に着工された木造住宅は5000円で耐震診断が受けられますので、該当する方は是非利用されてみてはいかがでしょうか。
| その他 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0)
耐震対策講演会
八代市で開催された耐震対策講演会に行ってきました。
一般の参加者も多く、埋立地に住む住民の耐震対策の関心度がうかがえます。

名古屋工業大学の井戸田教授の講演は、阪神淡路と東北大震災の被害の違いをくらべて、
古い木造住宅の耐震補強の必要性を強く感じとる事ができました。

現在は新築の物件を主に設計していますが、古い木造住宅を生かすことも設計者の役割
だと思いますので、耐震診断を通して、できるところから始めていきたいと思っています。

| その他 | 22:39 | comments(0) | trackbacks(0)
あけましておめでとうございます
2014年 あけましておめでとうございます

元旦は、毎年恒例の加藤神社へ初詣に行き、今年一年の息災を祈願して参りました。



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昨年に続き、おみくじも大吉でした。

本年もどうぞよろしくお願いします。
| その他 | 22:23 | comments(0) | trackbacks(0)
DINING&BAR進 試食会
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先日、天草の「ダイニング&バー進」さんの試食会と銘打った関係者だけの宴が行われ、久しぶりに天草に行って来ました。

連日お客様で予約が一杯とのことで、お店がお休みの日にスタッフの方たちにも出ていただいて、ごちそうになりまして、ありがとうございました。

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左からシローさんとトモカズさん(厨房担当)
料理大変美味しかったです。


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ホール担当のオシタ君(左)とヤッさん(右)。
サービスもバッチリでした。


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さすが天草。超新鮮な刺身がこのボリュームで4人前ほど。
きびなごはキラキラしてましたし、鯛や鯵も、舌の肥えた天草の人たちに提供される魚ですから、ここに来ないと味わえないうまさです。

写真はありませんが、その他にもたくさんの創作料理がありました。味、ボリューム、値段すべてに満足のお店です。空間も..かな。

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一つの現場で仕事を共有した人たちと飲むお酒は、やはり格別。


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オーナーの進さん。大変お世話になりました。

カウンターに並ぶ、100銘柄を超える焼酎もここのウリです。
カップルで来るもよし、家族連れから団体客まで、対応できるお店です。
年明けには、併設のバーもオープン予定。

天草は、人よし、味よし、景色よしで、ますます好きになりました。
有料道路の開通で、より近くなりましたので、機会がありましたら是非「DAINING&BAR進」へお立ち寄りください。(予約必須ですTEL0969-66-9009 月曜定休)
| その他 | 10:53 | comments(0) | trackbacks(0)
連休中のいろいろ
 連休といっても、なかなか仕事からは離れることができない私ですが、それでも多少はイベント的なことがありました。


<連休その1>

長崎の県立美術館(設計:隈研吾)へは完成当時から行きたいと思っていたのですが、なかなか機会が得られぬままオープンしてすでに5、6年経ってしまっていました。そこで高速料金も安いことだし、思い立ったが吉日と、当日に行こうと決めて11時ごろに家を出ました。

ある重大なミスをおかしていることに気がついたのは、熊本インターの手前まで来たところでした。肝心のETCカードを忘れてきたのです。そのまま突っ走ろうかとも思いましたが、熊本−長崎インター間は、正規料金では片道¥4,800なので、往復で1万円近くかかります。うーん、ETCカードがあれば往復2千円で済むことを考えると、やはり自宅へのUターンを選択。結局約1時間を余計に市内のドライブに費やすことになり、お昼頃あらためて長崎へと出発。

約2時間半で長崎インターから続く「ながさき出島道路」という有料道路を出ると、そこはすでに長崎市内の中心部。美術館もとてもわかりやすい場所にあって迷うことなく到着。


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隈研吾といえばおなじみのルーバーが多用され、石、鉄、ガラスといった素材を生かした建築は、隣接する「長崎水辺の森公園」の緑や水との連続性を持ち、いかにも今どきの開かれた美術館として長崎の街に溶け込んでいました。


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ちょうど「SWINGING LONDON 50'S-60'S」という企画展があっていて、ジミー・ペイジの実際に着ていたステージ衣装やギターなども展示されていました。

63年生まれの私は、リアルタイムと言うには一番最後の方のちょっとだけしか知りませんが、それでもビートルズ、ヤードバーズ(クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジという三大ギタリストが在籍したバンド)、ローリングストーンズなどのロンドン発信のミュージックシーンの趨勢、べスパに乗ったモッズファッションやミニスカートの若者たちの狂騒、そしてSONYの小型ラジオやポータブルテレビをはじめとするおしゃれな電化製品の台頭。戦争が終わって、すでに豊かさを享受する当時の若者のライフスタイルには、今の時代に生きる我々から見ても眩しいような時代のエネルギーを感じずにはいられませんでした。


ある意味成熟しきった感のある現在の時代を、未来の美術館が振り返ったならば、どんな展示になるのだろうかなどとふと考えつつ、その足で遅い昼食を食べに中華街へと向かいました。


美術館からゆっくり歩いて10分もかからないところに中華街はあります。帰り際、美術館の受付のお姉さんにちゃんぽんの美味しいお店を聞いたところ、「蘇州林」との答えが返ってきたので、迷わずその店へ。


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噂に違わず、ここのちゃんぽん、鶏がらスープが絶品でした。
ちょうど5月10日から熊本の県民百貨店で長崎大物産展があるそうで、なんとここ蘇州林のちゃんぽんと皿うどんも食べられるらしいです。


日帰りの旅、それも昼ごろ出てきたものだから、ほとんど美術館から徒歩圏内しか行けませんでしたが、それでも色々と見どころはありました。中華街からオランダ坂の周辺をぶらぶら歩いて、唐人屋敷跡や東山手の十三番館などを見学しながら、新しくなった出島へと歩をすすめました。

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新しくなったといっても、復元計画は現在も進行中らしく、最終的には四方に水面を確保し(川を振り替え、道路の線形変更など、かなり大掛かりな整備をして)19世紀初頭の扇形の島の完全復元を目指す計画らしいです。

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この日は黄砂がひどく、せっかくの出島埠頭の夕日も、霞んでしまっていました。
グラバー邸や大浦天主堂、また坂本竜馬の亀山社中記念館なども目と鼻の先だったのですが、またの機会にということで、帰途につきました。

今まで遠いイメージだった長崎でしたが、2時間半の道のりもそう遠くは感じなかったので、是非また近い内に訪れたいと思います(高速料金の安いうちに..)



<連休その2>

昨年の夏に完成したFOREST HOUSEの施主様から、バーベキューのお誘いをいただき、久しぶりに夫婦で行ってきました。

肝心のバーベキューの写真は取り損ねて1枚もないのですが(食べるのに必死で)、その後上手にディスプレイなどしてインテリアを楽しんでおられる室内を見せていただき、写真も撮らせていただきましたので少しご紹介します。


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中庭越しに見える赤いソファとスタンドの灯り。


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玄関のディスプレイ。
ちなみにこのキャンドルは「キャンドルジュンさん」のものだそうです。



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徹底して無駄なものが何も出ていない室内。
一番見習わなければいけないのは...我が家です。


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奥さまが大好きなアレッシの小物のディスプレイコーナー。


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地下のご主人の書斎にはプラモデルの戦闘機が。


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そしてこの家で一番力が入っている地下の食品庫。
別名「イレブン・セブン?!」(奥さまが昼間仕事しているので、この時間しか開いていないから)。

この反対側にも棚があって、お気に入りのもの満載のドリームパントリーです。



完成後のお宅を拝見させていただく機会があると、ワクワクすると同時にちょっと緊張もします。住宅は住む人の好みの色に染められてなんぼですから、こうでないといけないと強制するつもりは全くありません。でもきれいに住んでいただいていると、やっぱり嬉しいものです。




<連休その3>

高校時代、ハンドボール部だった私は、昨年までOB会の会長でした(実はハンドボール部初代キャプテンだったのです)。といってもOB会としてちゃんと組織ができたのは、4年前のこと。やっと総会なども定着してきたので、今年からは会長を後輩にゆずり、毎年恒例のOB対現役選手の試合にも初めて参加してみようかなと、遅れて会場に行きました。

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ところが、久しぶりに見る現役選手たちのスピード感と激しさに、初代キャプテン、すなわち最年長の私はドン引きでした。このまま試合に出たら、間違いなく怪我をするという確信のもと、「来年までに体をつくってから出直します!」という情けない挨拶と見学をして帰ってきました。

考えてみれば30年という年月が経っているわけで、当時は彼らに負けないスピードで競っていた私も、今では彼らからすれば、自分の父親より年長のただのオッサンであり(自分ではもっと若いつもりですが)、久々に間近に見てみて、ハンドボールというスポーツがいかに激しいスポーツかということをあらためて思い知らされました。




<連休その4>


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仙台にいるうちの息子が、震災後しばらくこちらに帰っていたのですが、4月の終わりに仙台に向けて出発しました。

昨年の夏は、ママチャリで約1カ月かけて仙台まで戻りましたが、今度は中古の箱バンで、東北に向けてのメッセージをペイントしてもらいながら、仙台まで帰っていきました。


もちろんアクティブデザインも一番にペイントを。


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現在は静岡あたりを走っているらしく、各地の学生やネットワークを持つ人たちからペイントしてもらって、今ではボディのメッセージも出発時の数倍に膨れ上がっているようです。

今週末には仙台に入り、被災地でのボランティアもする予定のようですが、その後少し遅れて社会人としてのスタートを切ることになります。


今回の災害では、色々な意味で、私たちの価値観に変化が生じました。
津波の襲来は時代のうねりと重なって、時代を大きな曲がり角へと導いたのではないかとも思えます。

しかし、私たちができることは、自分の立ち位置で一歩一歩前に進んでいくことだけです。


この連休は、私にとっても、立ち止まって色々なことを考えるよい機会でした。


時代の変わり目にあっても、自分を見失わずに前進していきたい。そして少しでもよりよい時代となるよう、私にできることはやっていきたい。そう思った2011年の5月でした。
| その他 | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0)
東北地方太平洋沖地震
 東北地方太平洋沖地震において被災された皆様におかれましては、心よりお見舞いを申し上げます。

実は私の息子も仙台におりますが、早い時点で情報を得ることができ、連絡がつきましたので、地震発生時での無事は確認することができました。

しかしその後一切連絡がとれなくなり、津波等の被害をテレビで見るにつけ、どうしているか心配しておりましたが、昨夜遅く本人から大学に避難している旨の連絡が入り、あらためて無事を確認することができました。

まだ全容を把握しきれていない状況ながら、いまだかつて経験したことのない未曾有の大災害であることだけは確かです。

自然の力の前には、人間はあまりにも無力であることを思い知らされますが、その中で私たちができることは何なのか、考えていかなくてはならないと思います。
| その他 | 09:56 | comments(1) | trackbacks(0)
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